【ブラスタ】BLACKSTAR~Theater Starless~ 曲 解説メモ

ブラスタの公演楽曲、演目の原典等について調べたことを書いています。

烏合島(晶ver)


【チーム編成】
リコ

金剛

ギィ

【原典/翻案】
ジュール・ヴェルヌ作
小説「十五少年漂流記」


【あらすじ】
ニュージーランドのオークランドにある寄宿学校が夏休みに入ると、保護者たちの計らいにより14人の少年が2ヶ月の船旅に出ることになっていた。出発を待ちきれない少年たちは、前日の夜に船に乗り込む。ところが、船を陸につなぎとめる綱がなぜか緩んでいたため、先に船に乗っていた水夫見習の少年を含めた15人を乗せた船は港から流され、不運にも嵐に巻き込まれて漂流してしまう。翌日、捜索隊によって船の部品らしきが発見されると、少年たちの乗った船は沈没したと判断されてしまった。

船は南アメリカ大陸のチリ沿岸にあるハノーバー島に流れ着いたが、少年たちにはそれが何処なのか分かるはずもない。船を降りて内陸を調査し、結果、周囲に大陸の影も見えない孤立した無人島に流れ着いたと認識した彼らは、発見した洞窟を住まいと定め、島の名前を決め、代表(大統領)を選出したりと、自治の体制を整えていく。そして、それぞれ自分の得意なことを生かしながら、生活のための道具や武器を作るなどの経験を積んでいくことで、島での生活は徐々に充実していくが、それと同時に年長者の少年2人をリーダーとした派閥もできあがっていった。

少年たちが島で暮らして1年半ほどしたある日、浜辺で倒れている大人を見つける。
エバンズと名乗った大人は、乗っていた商船が乗員のウォルストンによる反乱で炎上し、ウォルストンとその仲間たちはエバンズを操舵手としてボートで脱出し、この島に流れ着いていた。その後、エバンズは一味たちから逃げ出していたのだった。

少年たちはエバンズと協力してウォルストン一味を退治し、彼らが乗ってきたボートで島を出た。そして海上で汽船に救助され、事情を知った船長の手配により、ニュージーランドの港に2年ぶりに帰り着いたのだった。


【青空文庫】
佐藤紅緑 少年連盟
(※「十五少年漂流記」の登場人物の一部を日本人に置き換えた翻案作品)


【参考】
十五少年漂流記 - Wikipedia
ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』の詳しいネタバレあらすじ(年表形式) | 文学ブログ


【MV】
www.youtube.com