【ブラスタ】BLACKSTAR~Theater Starless~ 曲 解説メモ

ブラスタの公演楽曲、演目の原典等について調べたことを書いています。

天魔の宴

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【原典/翻案】
「百鬼夜行」がベースかなという気がしますが、「百鬼夜行」は物語小説等ではなく、行事?行為?の呼び名なので、公演内容は完全オリジナルの作品ということになるのかな?


【登場人物(?)について】
(※ミズキ、藍は確認が取れています。)
・かまいたち
漢字表記は「鎌鼬」。配役はミズキ。
つむじ風に乗って現れるイタチのような見た目の妖怪。出会った人間は、気づかないうちに鎌で切られたような切り傷ができるが、一切出血しない。近年では突風時に発生する真空状態が原因だとされる説もあるが、通常の切り傷より回復が異常に早いなど、科学では解明されていない点が多い。

・酒呑童子
読みは「しゅてんどうじ」。配役はリコ。
数多くの鬼を部下にもつ鬼の頭領。酒好きだったことからこの呼び名となった。都で若い女性の行方知れずが相次ぎ、安倍晴明により酒呑童子の仕業と判明したことから、源頼光ら討伐隊により退治されたとされている。

・茨木童子
読みは「いばらきどうじ」。配役は金剛さん。
酒呑童子の腹心。女性説、さらには酒呑童子の恋人説もあり。源頼光の討伐時に武将の渡辺綱(わたなべのつな)に腕を切り落とされたが逃げ延び、後日渡辺綱の屋敷に現れ腕を取り返したとされている。その後について語られている文献等はなく、消息不明となっている。

・餓鬼
読みは「がき」。配役は藍ちゃん。
やせ細っているがお腹だけが膨らんでいて、鬼のような顔をした容姿。仏教において、生前の罪のむくいで、餓鬼道におちた亡者のことを指す。
「ガキ大将」や子供のことを「ガキ」と言う言葉の語源となっている。

・がしゃどくろ
配役はヒース。
1968年発行の書籍に初登場した比較的新しい妖怪。古くからの言い伝えなどは存在しない完全創作の妖怪。
埋葬されなかった死者の骸骨や怨念が集まって巨大な1体の骸骨を形作っている。夜中にガチガチと音をたてて彷徨い歩き、人に襲いかかり握りつぶして食べるとされている。


【PV】
https://www.youtube.com/watch?v=DfSRynOIK-E


【歌詞】
2021/04/04 歌詞を削除いたしました。


【ひとりごと】
チームB曲の歌詞聞き取りには、私の能力が足りませぬ(´;ω;`)ウゥゥ

ハロウィンと同時期に、京都で百鬼夜行の仮装イベントが行われているという記事を昨年の今頃に見て、面白そうだな~見てみたいな~と思った記憶があって、その影響でこの楽曲も百鬼夜行と結びついてしまったのかもしれません。
2020年は開催中止かと思って確認したところ、twitterで仮装の投稿イベントを行ったようです。
https://syoutengai-c.com/topics-article/event_201001_04/


【参考】
https://www.nwn.jp/feature/17061706_kamaitachi/
https://yaoyoro.net/shutan.html
https://www.kira.city.ibaraki.osaka.jp/manabidori/no26/html/06-07/07.html
https://amaterasu49.media/archives/13474
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8C%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%A9%E3%81%8F%E3%82%8D