【ブラスタ】BLACKSTAR~Theater Starless~ 曲 解説メモ

ブラスタの公演楽曲、演目の原典等について調べたことを書いています。

MADNESS JOKER


【チーム編成】
ケイ
ソテツ
吉野
ギィ
夜光


【原典/翻案】
フョードル・ドストエフスキー作
小説「カラマーゾフの兄弟」(作者死亡により未完)


【あらすじ】
・フョードル:カラマーゾフ家当主。成金の小貴族
・ドミトリー:気性が荒く遊び好き
・イヴァン:インテリの無神論者
・アレクセイ:心優しく真面目で純真
・スメルジャコフ:カラマーゾフ家の使用人

・グルーシェニカ:商人の妾。男好きする美女
・カテリーナ:ドミトリーの婚約者。大金持ちの娘で知的な美女
・ゾシマ:アレクセイの師であり、ロシア全土に知れ渡るほど著名な高僧


フョードルが再婚をすると言い、3人の息子たちを集めた。彼は狡猾かつ強欲で酒と女に目がないことで地元では有名人。最初の結婚相手が金持ちの娘だったことから財産を築きあげ、長男ドミトリーをもうけた。その妻は男と駆け落ちした後死亡。再婚相手との子が次男イヴァンと三男アレクセイだが、フョードルとの生活に精神を病んだ2番目の妻も亡くなると、フョードルがまともに子育てなどする筈もなく、兄弟たちは親戚や慈善家に引き取られた。

軍を退役し地元に帰ってきていたドミトリーは、実母の遺産相続の件でフョードルとたびたび衝突していた。大学進学を機に地元を離れ、卒業後もモスクワでひとりで暮らしているイヴァンは、調停役として兄から呼び出され田舎に戻ってきていた。アレクセイは少し前から地元の修道院で信仰生活を送っている。

ドミトリーは婚約者のカテリーナから金を借りていたが、グルーシェニカという美女に惚れこんでしまい、借金を返済して婚約解消し、グルーシェニカと結婚しようと思っていた。実母の遺産を返済に充てようと考えていたのだが、フョードルが紹介した再婚相手がグルーシェニカだったことから、父と長男の関係はより険悪になってしまう。


【青空文庫(上巻のみ)】
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 カラマゾフの兄弟 上


【参考】
カラマーゾフの兄弟 - Wikipedia
【カラマーゾフの兄弟とは】あらすじ・学術的考察からわかりやすく解説...


【MV】
www.youtube.com