【ブラスタ】BLACKSTAR~Theater Starless~ 曲 解説メモ

ブラスタの公演楽曲、演目の原典等について調べたことを書いています。

Kiss or Bullet


【原典/翻案】
アメリカ西部開拓時代を生きた、ビリー・ザ・キッドを主人公とした、史実に基づく創作公演。


【概要】 ※諸説あり
・ビリー・ザ・キッド
本名:ウィリアム・ヘンリー・マッカーティ・ジュニア
強盗や殺人を犯しては逃亡することを繰り返し、西部開拓時代のアメリカ各地を転々としたアウトロー。映画や小説等の義賊設定は創作だが、それらによってアメリカでは伝説のヒーローとして扱われるようになった。

1. リンカーン郡戦争
ビリーは19歳の頃に、富裕な英国人牧場主ジョン・タンストゥールと知り合いになり、ニューメキシコ州リンカーン郡にある彼の牧場で働いていた。
この頃のリンカーン郡にはタンストゥールを中心とした派閥(牧場主派)と、地域の商売を牛耳る雑貨店経営者を中心とした派閥(雑貨店派)の2つの開拓者派閥ができあがっていて、派閥間の抗争が絶えなかった。

あるとき、「リンカーン郡戦争」の始まりとなる事件が起きた。タンストゥールが殺害されたのだ。そして、ビリーが犯人2人を襲撃して殺害すると、報復合戦が続き多数の死傷者を出した。
弁護士のアレクサンダー・マクスウィンの屋敷には、ビリーをはじめとする牧場主派の仲間が集結していた。それを聞きつけた雑貨店派が、味方の郡保安官のつてで総勢40人のガンマンを集めてマクスウィンの屋敷を取り囲むと、銃撃戦が始まった。膠着状態が続くと、雑貨店派はさらに大砲やガトリング砲を準備し、最後には屋敷に火を放った。これにより、マクスウィンが死亡し、リンカーン郡戦争は終結となった。

2.  逃亡の果ての最期
間一髪でマクスウィンの屋敷から脱出していたビリーは、逃亡生活を送っていた。
リンカーン郡の知事に新しく就任したルー・ウォレスは、リンカーン郡戦争の関係者に特赦を与える通達を出した。だが、リンカーン郡戦争以前の犯罪による逮捕状が出ているビリーは特赦の対象外。ビリーの素行を問題視していたウォレス知事は、人脈を駆使してビリーとの秘密会談にこぎつけた。会談の内容は明らかにされていないが、この4日後にビリーは仲間とともに自首する。
しかし、告発により裁判にかけられることになったビリーは、完全に特赦の対象外となってしまい、結果、留置所から脱走したのだった。

リンカーン郡の保安官に選出されたパット・ギャレットは、元親友のビリーの逮捕に乗り出す。
フォート・サムナーをビリー達が訪れるとの情報を得ると待ち伏せし、吹雪の中をやって来たビリーとその仲間たちへ一斉射撃を仕掛けるが、一人を射殺したのみでビリーや他の仲間には逃げられてしまう。
数日後には潜伏先の廃屋を探し出し、夜中のうちに包囲した。明け方、ビリーの仲間の一人が廃屋から出てきたところ射殺すると、銃撃戦が始まった。しかし、逃げられないと考えたビリーが降伏し、逮捕に至った。

裁判で絞首刑を宣告されたビリーは、リンカーン郡役所の最上階に監禁されていが、看守を襲って銃を奪い射殺、さらに役所の事務室にあったショットガンを奪って逃げてしまった。
捜索するギャレットは、フォート・サムナーのビリーの友人宅が潜伏先との情報を得た。フォート・サムナーへ向かったギャレットは、潜伏先と思われる邸宅を訪問。情報どおりに、そこにビリーの姿を見つけると射殺。ビリーはこのとき21歳、伝説のアウトローはこうしてその生涯を閉じたのだった。


【参考】
ビリー・ザ・キッド - Wikipedia
刑務所を脱獄した男のその後...


【PV】
ブライダルイベントPV「Kiss or Bullet」 - YouTube


【歌詞】
2022/04/24 歌詞を削除いたしました。