【ブラスタ】BLACKSTAR~Theater Starless~ 曲 解説メモ

ブラスタの公演楽曲、演目の原典等について調べたことを書いています。

雪花

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【原典/翻案】
人形浄瑠璃・歌舞伎
「仮名手本忠臣蔵」
(かなでほんちゅうしんぐら)

『赤穂事件』
江戸城内で吉良上野介義央(きら こうずけのすけ よしひさ)に斬りかかったとして、赤薄藩主の浅野内匠頭長矩(あさの たくみのかみ ながのり)は切腹を命ぜられる。大石内蔵助(おおいし くらのすけ)たち浅野の家臣は、元禄15年12月14日に吉良邸に討入りして上野介の首を取り、翌年2月に内匠頭の墓前で自害した。この歴史上の出来事を「赤穂事件」(または元禄赤穂事件)と呼ぶ。

『仮名手本忠臣蔵』
赤穂事件を翻案とした人形浄瑠璃・歌舞伎の演目で、室町時代を舞台とし、登場人物の名前は史実と違えたものとなっている。これより前にも事件を題材とした作品は存在するようだが、仮名手本忠臣蔵は初演当時から現在に至るまで非常に人気があり集客力の高い演目で、「忠臣蔵もの」という括りができあがったきっかけとされている。

『忠臣蔵』
演劇をはじめ、さまざまな分野での「赤穂事件」を題材とした作品の通称。


【曲名について】
読み:せっか
雪が降る様子を例えた言葉


【仮名手本忠臣蔵・登場人物】
・塩冶 判官(えんや はんがん) :伯州(現在の鳥取県中部・西部)城主の大名
・高 師直(こうの もろのう) :大名の指南役を務める、横暴な権力者
・大星 由良之助(おおぼし ゆらのすけ) :塩冶家の国家老
・桃井 若狭之助(もものい わかさのすけ) :年若い大名。血気盛んな性格
・加古川 本蔵(かこがわ ほんぞう) :桃井家の家老
・早野 勘平(はやの かんぺい) :塩冶家の家臣
・おかる :塩冶家の腰元で、勘平の恋人


【仮名手本忠臣蔵・概要】
鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮で、高 師直、塩冶 判官、桃井 若狭之助らが、将軍の弟である足利直義を出迎える。直義は、奉納予定の兜の鑑定役として判官の妻の顔世を呼び出す。美しい彼女に以前から目をつけていた師直は、ここぞとばかりに顔世に言い寄るが、見かねた若狭之助が助けに入る。これに腹を立てた師直は若狭之助を侮辱しはじめ、煽られた若狭之助は思わず刀に手を掛けるが、判官が止めに入って場を収める。

翌朝、桃井家では、若狭之助が家老の加古川 本蔵に、師直を斬るつもりだと告げる。主を案じた本蔵が、若狭之助からだと師直に賄賂を贈ると、師直は城内で顔を合わせた若狭之助に平謝りし、怒りの矛先を判官へ向ける。陰湿かつ悪質な師直のやり口に耐えられなくなった判官は、師直を斬りつけるが、若狭之助を止めるつもりで潜んでいた本蔵に止められ、判官はとどめを刺すことなく取り押さえられた。

判官への処罰は、切腹と塩冶家の御家断絶、および伯州の領地没収であった。知らせを受けて駆け付けた国家老の大星 由良之助に無念を伝えると、判官は切腹により絶命する。由良之助は、判官の遺志を受け、仇討ちの決意を胸に秘めつつも、幕府への抗議や師直への報復を主張する若い家臣たちを説得し、城を明け渡して伯州を去るのだった。


【赤穂事件・概要】
江戸時代の元禄14年3月14日(1701年4月21日)、江戸城内の松の廊下で、浅野内匠頭は吉良上野介に斬りかかった。なぜそのような行為に及んだかは不明とされているが、城内で刀を抜いた罪は非常に重く、幕府は内匠頭に切腹を命じるとともに、浅野家の取り潰しを決める。一方の吉良は、無抵抗であったことからお咎めなしとされた。

しかし、詳細を知らされなかった浅野家の家臣達は、主君のみが罪に問われたことに不満を抱くが、弟君の浅野長広による再興の道が残されているとの考えから、幕府に逆らう行為は得策ではないとの結論に至る。
その後、浅野家は領地を没収され、お家断絶となったが、さらに、浅野長広の閉門(屋敷の門や窓を閉ざし一切の出入りを禁じられる。厳しい監視も置かれ、罪を犯したことを周囲に晒されるため、武士にとってはプライドを傷つけられる重い処分であった。)が決まり、浅野家の再興の道が完全に閉ざされた。これにより、浅野家の筆頭家老だった大石内蔵助をはじめとする旧浅野家家臣の浪士たちは、吉良を討つことを決意した。

元禄15年12月14日 (1703年1月30日)、四十七人の浪士が吉良邸に侵入して吉良上野介を討ちとる。彼らは吉良の首を取り吉良邸を後にすると、内匠頭の墓に向かい、その墓前に吉良の首を供えた。このとき、墓前には四十六人しかおらず、途中で一人行方知れずとなっていたが、理由や消息などは未だ不明とされている。
そして、浪士たちは幕府に吉良邸討ち入りを報告。幕府からの指示により切腹が命ぜられ、全員(四十六人)が主君の墓前で自害したのだった。


【参考】
仮名手本忠臣蔵 | 歌舞伎演目案内 – Kabuki Play Guide –
仮名手本忠臣蔵 - Wikipedia
忠臣蔵 - Wikipedia


【MV】
TeamW 「雪花」MV - YouTube


【歌詞】
雪花/ブラックスター -Theater Starless--カラオケ・歌詞検索|JOYSOUND.com


【ひとりごと】
昔(年齢バレwww)は、年末の時代劇特番といえば「忠臣蔵」だったのです。
今年の大石内蔵助はどの俳優さんが演じるのか、なんて話題になったりして。
そういえば、最近は見かけなくなりました。まぁ、時代劇自体がテレビドラマの本数が減っているように感じますからね。

それにしても、黒曜が討ち入りの理由の解釈で「メンツ潰された~(云々」って言ってるのは、わりと史実に忠実な解釈なんですよね。 調べていくうちに、「黒曜、あんたは本物の武士かよっ!?」と、心の中でツッコんでみるのでした。
(´∀`)