【ブラスタ】BLACKSTAR~Theater Starless~ 曲 解説メモ

ブラスタの公演楽曲、演目の原典等について調べたことを書いています。

Mid Summer Beach

チームK ver.
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チームW ver.
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【原典/翻案】
シェークスピア作
喜劇「夏の夜の夢」
※以前は「真夏の夜の夢」というタイトルが一般的でしたが、最近は「夏の夜の夢」とするのが主流だそうです。詳細は【ひとりごと】にて。


【原典概要】
・ライサンダー:ハーミアの恋人の青年。
・ハーミア:ライサンダーの恋人。
・デメトリアス:ハーミアの許嫁。
・ヘレナ:ハーミアの親友。
・シーシアス:アテネの王様。
・オベロン:妖精の王様。
・パック:いたずら好きな妖精。

ハーミアの父は、娘をデメトリアスと結婚させようとしていたが、ライサンダーと恋仲のハーミアはこれを拒否。腹を立てた父親は、「父に従わない娘は死刑か、一生独身で月の女神ダイアナに仕えるかのどちらかを選ばなければならない」という昔の法律どおりに娘を罰してほしいと、シーシアス王に申し出た。数日後に自身の婚礼を控えているシーシアスは、婚礼の日までに、デメトリアスと結婚するか、死刑か、一生独身かを選ぶようにハーミアに伝える。

ライサンダーとハーミアは、法律が及ばない土地へ逃げて結婚しようと計画し、夜の森で待ち合わせることを約束する。ハーミアはヘレナにだけ計画を打ち明けるが、デメトリアスに想いを寄せるヘレナは、彼に計画を教えてしまう。ハーミアのことが好きなデメトリアスは、逃亡を阻止しようと森に入り、ヘレナもその後を追った。
同じ頃、王の婚礼の余興で芝居を披露するつもりのアテネの職人たちが、こっそり稽古しようと森に集合していた。

しかし、森に集まってきていたのは人間だけではなかった。
妖精の王オベロンと妃は、シーシアスの結婚を祝福するために森を訪れていて、多くの妖精も集まっていた。妃と喧嘩中のオベロンは、浮気草を使って妃をこらしめようと考えていた。キューピッドの矢で紅く染まった花を咲かせる浮気草は、眠っているときに花の汁を目に塗られたら、目を覚ました時に最初に見たものに恋をしてしまう魔法の草。オベロンは妖精のパックに、浮気草を採ってくるように命じた。

森に入ってきた人間たちを眺めていたオベロンは、デメトリアスに冷たくされてもなお追いかけるヘレナを見て可哀想に思った。そこで、浮気草を採って戻ってきたパックに、人間の男女を探して、男に花の汁を塗って女に惚れさせるようにと命じた。そして、眠っている妃の目に花の汁を塗ると、その場を立ち去った。


【参考】
夏の夜の夢 - Wikipedia
真夏の夜の夢
「夏の夜の夢(真夏の夜の夢)」あらすじ解説【シェイクスピア】|fufufufujitani|note


【PV】
サマーフェスイベントPV【TeamK】「Mid Summer Beach」 - YouTube
サマーフェスイベントPV【TeamW】「Mid Summer Beach」 - YouTube


【歌詞】
2021/04/04 歌詞を削除いたしました。


【ひとりごと】
概要、ながーい。
まとまんなーい/(^o^)\
もう、このまま公開しちゃう。

この戯曲の原題は「A Midsummer Night's Dream」で、Midsummer という単語は『真夏』以外にも『夏至』という意味もあり、Midsummer Night となると『夏至の前夜』になるそうです。ヨーロッパの一部地域では、夏至前夜は妖精が出現しやすいとか、魔法が効きやすいなどの言い伝えがあり、さらに、夏至は6月下旬なので『真夏』と訳すのは間違っている、ということですね。
ただし、物語の中で表現されている季節は、春(4~5月)だそうです。そのため、そもそも夏至を意図したのではなく、「夏の熱に浮かされたような大騒ぎ」を表している、つまり『真夏の夜の夢』と訳すのは間違いではないとの見解もあるようです。

ちなみに、Mid と Summer が分割されていると、Mid(dle)単体は『中間』の意味なので、夏の真ん中 = 真夏という意味合いが強くなるらしいです。
スターレス的には、Mid Summer = 真夏 、Early Summer = 初夏 で、対比を際立たせているのかな?と思いました。でも、歌詞の中は「midsummer」ってくっつけてあるどね。。。

ところで、歌の最後、なんて言ってる?「Love」で合ってるかな。晶の発音が良すぎて、エロすぎて(笑)聴き惚れてしまうんですが。。。
ウヒャ(/ω\)💛