【ブラスタ】BLACKSTAR~Theater Starless~ 曲 解説メモ

ブラスタの公演楽曲、演目の原典等について調べたことを書いています。

花はかすかに


【原典/翻案】
ビゼー作曲
歌劇「カルメン」


【原典概要】
・カルメン:ジプシーの美女
・ドン・ホセ:軍隊の伍長で煙草工場の衛兵
煙草工場で働くカルメンは、衛兵のホセの気を引くため、休憩時間に歌を歌い赤いバラをホセに投げつけて去っていく。ホセは無礼だと怒りつつも彼女に惹かれ始めている。

あるときカルメンは、他の女工との喧嘩騒ぎの首謀者として牢に送られることになった。そこで、自分を護送するホセを誘惑。ホセは彼女を逃がし、軍律違反として懲罰施設に収容される。

出所したホセはカルメンと逢引するが、軍の収集の合図に応え帰ろうとする。真面目なホセの態度が不満なカルメンは、仲間から手伝うよう言われていた密輸団に、自分を愛しているなら一緒に入ってと告げる。そこへ、ホセの上官が現れ、カルメンの身分の低さを罵る。ホセは怒りに任せて上官に剣を抜いたため、軍を脱走。そして仕方なくジプシーの密輸団の一味に加わる。
しかし、実際は、カルメンの心は彼女に一目ぼれした情熱的な闘牛士に移りつつあった。

密輸の見張りをするホセの元へ闘牛士がやってきて、ホセに決闘を申し込むが、密輸団が止めに入る。そのとき、ホセの婚約者が現れホセの母の危篤を告げたため、ホセは密輸団を去る。

闘牛士と恋人となったカルメンが、闘牛場の前に現れる。闘牛士が闘牛場に入り、ひとりになったカルメンの前にホセが現れ復縁を迫るが、カルメンはホセからもらった指輪を投げ捨てる。逆上したホセはカルメンを刺し殺し、息絶えたカルメンを前に泣き崩れる。


【参考】
『カルメン』あらすじと解説(ビゼー)
カルメン|オペラ|新国立劇場


【MV】
www.youtube.com